普通に考えたら(4/14朝の講義)

イランとの会談が物別れになったことについて、米国側ではむしろポジティブに捉えて、高圧的な交渉を続けるのではなく、徐々にフェードアウトしていこうとしている、という解釈もあるようですね。とはいえ、言葉では強く当たる場面も多く、簡単に収まるような状況ではないことも見えています。ただ、これまで何度も書いてきたように、市場という意味では戦争相場は一巡した印象もあり、今後は今月後半以降、経済にどのような影響が出てくるのかという点が焦点になってくると思います。そう考えると、安心感とは別に、資金が集中するような動きが目立ってくる可能性もあるのではないかと感じています。

市場というのは先取りして動くものですから、最悪のシナリオまで織り込んでしまえば、その中で少しでも良くなった部分を探していく流れになります。ただ、個人投資家の心理としては、一度強いネガティブなイメージが頭に入ってしまうと、どうしても悪い方向に解釈しがちで、反転局面には乗り遅れやすいですし、下げると先日の急落がフラッシュバックしてしまうんですよね。結果として、最悪の予想だけが残ってしまう形になります。

しかし、常識的に考えれば、このような宗教的背景も含む長い対立が一度の交渉で片付くはずもなく、今回もいわば「持ち帰り案件」として整理されているだけだと思いますし、双方ともこれ以上のエスカレーションは避けたいという思惑は感じられます。あとは、余計な一言さえなければ、もう少し落ち着いた展開になる可能性もあるのではないかと見ています。

3443川田テクノロジーズ、6501日立、3837アドソル日進