4月22日:今日の市場の見方
なんとも疲れる市場で、朝起きたときから気持ちが重くなるんですよね。下がって重いのではなく、上がってもうんざりするような動きというのは、昔のNY株で見られた「プログラム売買」に近い印象で、あまり良いものではないという感覚があります。なぜそういう売買が起きるのかというと、株価がワープするように動くため、水準としてどこが適正なのかが見えにくくなっているからなんですよね。
この市場は上値余地自体はまだあると感じます。特に個人投資家の懐具合が良いのか、少しでも動きそうな情報が出るとすぐに買いが入りますし、下がった銘柄にも資金が入りやすい状況に見えます。ただ、問題は連続性がないことで、ユニチカのような動きを見ていると、なぜそこまで買われるのかと思う一方で、下げ始めるとやはりという展開にもなりやすい。連休前の心理にも影響されやすく、仮に1000円程度下がれば個人投資家の買いが一気に入るような雰囲気もありますよね。
自分はそういう動きがどうしても苦手で、計画性が取りにくい市場では無理をせず休むようにしています。今はあまり動きのない銘柄をゆっくり仕込んでいる段階で、どうせ早売りになるとは思いつつも、人が多く関与し始めると相場が乱れやすいので、その前の段階を好むんですよね。サマーストックなども、こういう時期から意識し始めています。
もちろん人それぞれのスタンスはあると思いますが、基本的には自分の時間軸を持って、「この辺りでこういう市場になるのではないか」とか、「この水準なら安いのではないか」と考えていかないと、この連休は本来ポジションを軽くしたくなる局面のはずなのに、売っている側が恐怖を感じているという、少し普段とは違う状況にも見えます。
実際、地銀の売られ方を見ても、まだ益出しの売りが残っている印象がありますし、昨日の時間外のクロス取引などは期末並みの規模にも感じられました。債券の損失を埋めるための売買が続いている面もあり、証券会社の手数料の動きを見ても取引は活発です。全体として、売りは淡々と出続けているという状況なんですよね。
