銘柄記録8月12日:今日の市場の見方

8/12備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

6965 浜松ホトニクス

浜松ホトニクスは、光検出器で高い技術を持つ企業。以前紹介したあと、株価は全体の押しに押されてしまいましたが、足元ではやっと反転気味に見える企業です。円安の恩恵を考えると、4-6月期で大きく増えた製品はウエハ検査のみという見方もされています。故障解析装置は上期に出荷していたものの、医用機器に大きな変化は見られず、X線CTはやや復調した一方で、検体検査装置は想定より軟調というふうに映って、微妙な感覚もあります。為替差益が少なくなると、アナリストの多くは嫌うような内容だったのでしょう。しかし、収益性の高い故障解析装置やウエハ検査向け部品の販売が増えたため、4-6月の数字は良く、悪い部分ばかりではなく、ちゃんと波に乗っているという感じもあります。


2395 新日本科学

新日本科学は長い付き合いの企業。鰻の養殖がよく話題にはなりますが、今回は決算で大きな驚きがありました。非臨床試験受託の最大手であり、27/3期1Q(4-6月)の営業利益は5.2億円。CRO事業の好調で、アナリスト予想を大きく上回りました。国内受注は試験開始前キャンセルの増加で減少したものの、海外受注が大幅に増加。欧米顧客向けNHP(ヒト以外の霊長類)試験が増加したことに加え、韓国大手製薬企業からの受注が回復し、複数の中国企業からの受注も獲得したもようです。事業が拡大しつつあるのはプラスと考えますし、同社のデータはAI時代になると、もっと利用価値が高くなると思います。


7839 SHOEI

SHOEIは高級ヘルメットで世界首位級の企業。ヘルメットは中国が復調してきたことと、欧州は伸びないものの単価を大きく上げたことから、順調な数字になりました。26/9期3Q累計(10-6月)では、販売数量はほぼ前年と同水準の46万個ですが、1Q(10-12月)が前年同期比11.0%減であったのに対し、2Q(1-3月)は同8.5%増、3Q(4-6月)は同4.2%増と、2Q、3Qともに前年比プラスとなっています。特に中国市場の販売数量が、バイク需要の増加もあり、3Q累計で73.1%増と大幅に増加しました。グローバルで流通在庫調整が正常化してきたと思います。


3110 日東紡

日東紡はガラス繊維の大手で、電子機器の基材、断熱材など、意外にAIに絡む部分があります。27/3期下期の営業利益は前年同期比で29%増。電子材料の下期売上高(内部売上高含む)は408億円と、上期比で10%程度の増収見通しにもかかわらず、下期営業利益は139億円と、おおむね上期並みを会社側は話しています。保守的と思うのは、1Qのセグメント別営業利益を見ると、電子材料が前四半期比で15億円増の70億円、メディカルが同1億円増の7億円、複合材が1億円悪化の収支均衡、資材・ケミカルが同横ばいの2億円、断熱材が同1億円増の2億円となっている点です。いや、地味ながら全部署が好転しているのである。