今日の見方(4月19日)
気になったのは一般株に目が行かないこと。この辺がまだ日柄整理という事でしょうが、この市場で皆が「安い」よりも「下がる」「不安定」という市場不信の方が強いという事であり、基本的にはこの市場が完全に底打ちしていないという事なんでしょう。昨日の台湾TSMCの数字を見て、期待値では無いと思いますが、一斉に色々買われたのですが、景気に関しての買いではなく、動きそうだから買うという、瞬間の持たざる怖さが経済成長に向わないで、早さに向ったという感じでした。
まあ、それでも良いんですよ、上がって行くならば。しかし、誰が上を買うのかという、上がったら売ろうとしている売買においては良いとは思えなかったですよね。半導体は今後はパワー系とか今成長しはじめているところが大事で、普通の半導体、いわゆるスマホとかPC向けはTSMCが予想するように不十分でしょう。
従って、今後のアップルの想定をイメージしながら見ていかないといけないのですが、買い替え需要と新機種の価格の問題でそういう展開をイメージしていかないと駄目なんです。だから、半導体は打診しか無理だというのですが、とにかくここが下げ止まったら市場は前向きになるんですから、ここで下げすぎた、旅客や食品、内需型情報システムとか、為替に関係が少ない見やすい物に目を向けましょう。
自分は意外に設備投資を見ていますが、人員不足は深刻であるし、中小企業は人手不足倒産になっています。大手の賃上げから従業員が集まらない、集まってもコストが高いという風になっているから、DX関連含めた効率化と人員が要らない機械化が大事になっています。そういう時期に「働き方改革」で人員不足が始まるように仕組む政府はどうかと思いますね。決まった物は仕方が無いですが、この流れに財務相の無能ぶりからガソリンがリッター200円の日も近いと感じたりします。
円安不況に注意しないと。スマホと中古車が同じ値段になったりとか。