強い要素(7/8朝の講義)

フランスはどうにか選挙が収まり、米国の数字次第ではパウエル氏の証言いかんではもう一段上がうかがえますね。そうした状況を受けて強い日本株ですが、とにかく反転が早いから押し目は買いという事で良いでしょうし、ETFの配当捻出分の売りなんてのは、非常に有効に使われるのでしょう。ただ、その反発の後にSQがあるから緊張感持って買う必要があります。極端に考えたらFRBが早い時間で利下げの可能性も出て来たし、日銀も早く動くのかという事なんですよね。だから、答えの良し悪しが非常に極端になるようなイメージで、外資の思うまま偏りやすいと思うんです。

ですから、3月決算物の第1四半期発表の取り方で、企業は慎重ですがQCが高い状況で、いかに反応するのかとか考えます。しかもここまで高いと反射的に配当落ち後に比重が高くなっている株式売却を金融機関はやってきやすいですから、まあ、外資がバカンス取ったときの需給は辛いでしょう。

こうした需給や経済数字、金融政策などがナーバスな時期に、普通はここまでは高く来ないというのだから、それだけの意味はあるだろうし、円安が当分続くという流れなんですよね。そこで良い数字が企業に期待が出来るのか、逆にここを罠と考え日本人が円安に向うとオルカンを買わされて、外資がやがて来る円高に備えて大型株を買いだとしたらどうですかね?可能性はあります。米国の金利低下前倒し予想と日銀の国債購入減額ですから。

初押しを買った後ですよね。

6981村田製作所、8604野村HD、3405クラレ