もう一丁ほしい(10/30朝の講義)

トランプラリーが日本にも伝わってきたのかという言い方もありますが、日本はおかしかったという見方をしています。執拗な日本株売りは選挙で大敗した状況ですが、国民が寄ってこないことと、野党もまとまらない動きから少し不安なのに、この上げは「本来そこまで売るな」という感じなんですよね。いずれにしても本質的には難しい上げになります。

だから買うとしたら個別の好業績と、仕手系の材料株しかなく、万民が良いと思う物と、一部でも良いからやるやらないという世界しか通用しないのであって、そういう方向性は売りすぎて資金が市場にはあり、取り戻したいか、安全策かの判断だとみています。そこで低位株と日立のような株式になるんですが、市場に信用性が無いから、短期売買が旺盛だと思うんですよね。

まあ、難しい商いが続きますが、言えることはそう簡単に損失補填できる市場ではないから、先ずは逃げから来るという気がするんです。それでも良いからこの先も、日経平均39000円の位置は気持ちが良く、もう一丁上に来たら皆が助かる水準にはなります。そういう水準は逆に難しいから、今日は思案の一日になるような気がします。

そういう悩みは嬉しいんですがね。

9439エム・エイチ、2130メンバーズ、6768タムラ製作所