根拠が弱くても(8/15お昼の講義)
「15日前引けの日経平均株価は反発。前日比387.20円高の4万3036.46円で前場の取引を終了した。」
買いの根拠が弱いから買わない、という自分のような立場から見ても、「根拠が弱いのに買いに来る強さ」というのは感じます。こういうのが新しい展開を予感させるんですよね。NY株の時間外が上がっているのを、友人は「トランプさんがウクライナ・ロシアの今後をうまくまとめそうだから」と言いますが、そういう要素はあっても300ドル高はどうかなと思うし、そうなったら日本株を売るのは難しくなります。まさにそういう相場なんでしょうね。
それにしても下は本当に堅いし、昨日の下落で個別株は過熱感もなく、好業績銘柄も多いから、根本的には資金が入りやすい環境だとも言えます。ただ、トランプさんとプーチンさんはいつもそうですが、なんだかんだ話を合わせたかと思えば、少し離れればまた罵り合う人たちなので、本当の意味での進展はないと思っています。もちろん平和は実現してほしいし祈っていますが、犠牲者の多い戦争ですから、現状や戦争前の状態に戻すのは難しいでしょうね。
それにしても、だったら昨日から上がっていても良さそうなのに、この時間帯に上がるというのも違和感があります。弱気のシニアとしては、ここで買うのはやっぱり無理なんですよ。せめて材料株を…と思っても、そういうのに限って週末の金曜日らしい弱さを出してくるんです。ほんと、アイディアの湧かない日です。
3687フィックスターズ、3967エルテス、4493サイバーセキュリティ