それでも上がったら・・・。(8/18朝の講義)
先週までは「上がる理由」や「売りの出ない要因」が説明できたんですが、今週からは帰参者も多いので売りが出てくると思うんですよね。先週末みたいに「大引け買い物」に対して全く売りが出ないなんてことは、さすがに無いはずです。いや、むしろ問題は、それでも上がったらどうなのかってところでして。買い方に元気な人がいたら、逆にここから買って「第二弾の上げ潰し」なんてことも無いとは言えない。需給相場なら、そういう動きもあって面白いと思うんですよね。
それにしても、ここはリバランスにしろ金利上昇にしろ、売る理由が「過熱感」まで加わったら、相当な売りが出る可能性が高いですよね。それでも先週末は皆が買ったわけで、それが正しかったなら、ここからだって上がるんでしょう。ただ、もしそうなると「理由が無いのに上がる」ということになり、警戒していた人たちは全て間違っていたことになって、結局は買わざるを得なくなりますよね。
まあ、それでも自分としては主役級の銘柄に乗る気はなくて、内需好業績で十分だと思っています。意外にそういう株の方がじわじわ上がってきていますしね。それに銀行株だって結局は割安に属していたわけで、意外に早く動いていたものが多かったんですよ。金利が高めに向かうとか、関税がどうなるとか、先買いで数字が良かっただけとか、そう言われやすい輸出株はどうしても相手しにくい。だから自分は、内需で放置されている株を中心に考えています。
7419ノジマ、3967エルテス、3107ダイワボウHD