国によって違う(4/10朝の講義)
9日の東京株式市場は、日経平均が前日比413円安の5万5,895円32銭で取引を終えた。米国株式市場は続伸。ダウ平均は275.88ドル高の48185.80ドル、ナスダックは187.43ポイント高の22822.42で取引を終了した。
日本はトランプ氏を信用していないし、イスラエルの動きにもナーバスになっていますよね。ただ、当の米国はどこか対岸の火事のような感覚で、淡々と売買が進んでいる印象です。産油国としての余裕もあるのでしょうし、日本のような神経質さは感じにくいです。そもそもイスラエルとレバノン、あるいはイエメンの話も今日始まったものではなく、以前から続いているものですから、それを急に材料視するのも少し違う気がしますし、今日はSQですから前日にコールを積み上げたヘッジの反動で上値が重いというのは、ある程度イメージできていましたよね。
ですから、要因がニュースと一致していないと感じるのであれば、そこまで信用できない市場に無理に参加する必要はないと思うんですよ。一昨日の強気も、その前に弱気で「もう株なんて持ちたくない」と言っていた人が気分で転じただけのように見えますし、最初から強気で勝負に行っていた人は、この辺りで慌てて売るとも思えない。だから、実際には何も大きく変わっていないという見方になりますよね。
今日あたり上がって強気の声が出てくるかもしれませんが、来週になればまたTACO的な展開になる可能性は見えているわけで、結局は自分たちに有利なように強い言葉が出てくるのでしょう。「ホルムズは我々は使っていない」という理屈で各国に交渉や護衛を促す形にもなり得ますし、イランとしても通行税が取れればよいという側面があるなら、この点では米国と利害が重なるという見方も出来ますよね。
まあ、それでいいのかという話ですが、だんだんこの世の中は安全や思いやりよりも、「我を張る」人が通る方向に向かっているようにも感じます。トランプ氏を否定するのは簡単ですが、似たようなタイプの人は意外と増えている気がしますし、身近にもそういう空気はありますよね。ニデックの件なんかも、そういう側面を感じさせる話だったと思います。
6376日機装、6981村田製作所、6407CKD
