ボラが出る市場(5/8朝の講義)

買われるものが限定的な中で大きな上昇があると、どうしてもその銘柄群に連続性が生まれてしまいますよね。そうなると乗りにくいし、水準も高いから、買い戻しはあっても新規で中期投資をするような場面ではなくなってしまうんです。だから翌日は最低でも揉み合い、瞬間的にはマイナスになるだろうというのが、昨日の市場で普通に考えられたことでした。まして今回は、NT倍率の歪みを無理やり補修したような投資だったので、日経平均売り・TOPIX買いという形を取っていた投資が完全にやられてしまったんですよね。

だったら連続性がなくなるのは当然ですし、そうした判断が必要なのも今の市場なんです。売買代金の比率が一部に固まっていたから、平気で2,000円くらいの上下が出てしまう。それくらい今の市場は紙一重なんですよ。特に先物は、率ではなく損益で担保が変わる世界ですから、一気に動きやすく、本当に注意が必要なんです。

ただ、2週間ほど前から急にNT倍率の話を言い始める人が増えてきて、自分自身も「TOPIX型が来ないとこの市場は保てない」という判断はしていました。(※昨日、TOPIXは2月高値に達していない。)
しかし、業績を考えて、儲かる企業とそうでない企業を選別した時に、どう見てもTOPIX型は原油高の影響などを受け始めていたんですよね。しかも、新安値がトヨタやソニーのような時価総額上位銘柄で出ている状況では、なかなか勝負にならない。

だから、自分としては「様子を見ながら動きましょう、買うなら好業績銘柄ですよ」という感覚だったんですが、それを「日経平均売り・TOPIX買い」という、妙にテクニカルな言い方で広めていたのは何故なんでしょうね。正直、かなり怪しい気はしているんですよ。

1963日揮、3091ブロンコビリー、3864三菱製紙

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