5月8日:今日の市場の見方
圧倒的な強さでした。自分は、ここまで上げた分だけ継続力はそこまで無いと判断していました。もちろん63,000円という水準自体はあっても良いんですよ。しかし、昨日はLiveでも先物を売ったのをご存じの通り、もし連続性があるのなら、買い要因は先日と大きく変わっていないはずなんです。それなのに、昨日と同じ状況の中で、今日は「和平」が難しいという話になっている。結局、誰がどう言ったのかという話になりますよね。
要するに、市場は流されているだけなんです。自分がよく言う「確認する時間」に、NT倍率投資をしていた人たちが、連休明けの損失拡大に耐えきれず、買い戻しをせざるを得なかったということでしょう。ざっと5,000円規模ですから、仕方がない面もあります。日経平均が6万円という水準に乗っている怖さもあって、値幅が出やすくなっていますし、寄与度の高い銘柄が5桁株価になっているので、簡単に1,000円動いてしまう。昨日のような慌てた買い戻しは、見た目以上に迫力がありますから、「継続性がある」と感じてしまうんですよね。
ただ、それでも一定の押しを挟みながらなら理解できますが、昨日はほとんど押しが無かったですし、買い材料も特別あったようには感じませんでした。キオクシアやSBGがストップ高気味になるのは、まだ分かる部分もありますが、それでも少しやり過ぎだった気がします。
結局、多くの人が恩恵を受けられる相場ではなく、蚊帳の外に置かれている投資家も多い中で、淡々と利食いする人が増えていた。だから、押し目買いは入っても、連続的な急騰までは普通は考えにくいんですよね。この市場は確かに上がっていますが、必ずしも多くの人が満足する形では上がっていないと思うんです。もう少しファンダメンタルズに基づいた判断ができる市場にならないと、荒っぽさばかりが目立って、本当に疲れてしまいますよね。
