日経新聞(5/11朝の講義)
シカゴ日経平均先物5月8日 円建て63665円 ( 大取終値比+825 )
イランと米国の和平問題は依然として不透明ですし、せっかく話がまとまりかけても、すぐに米国側がちゃぶ台をひっくり返すような交渉をしてくるから、結局は中国との会談後を見据えているのかとも思ってしまいます。そんな空気の日曜朝だったんですが、日経新聞では「イラン衝突・資源高継続なら」と題して、食品減税以上に所得流出の話を書いていました。前日は和平方向の記事を書いていたのに、今度は円安誘導とも取れるような、モチベーションを下げる内容。3面では「中東産LNG遠い正常化」という記事で、影響が相当大きいという、今さら感のある話でした。他にも、中国と米国の会談前なのに、「台湾政策変更なし」といった神経質な記事も並んでいました。
中面あたりになって、ようやく政府が500業務へ自立型AIを配備する話や、資源確保のため南米へ動く話、データセンター確保を進める米国企業の話などが載っていました。ほかにも重たい話が多かったんですが、なんだか連休中に書き溜めた記事をそのまま出してきたような印象なんですよね。本来なら新聞だからこそ、今のイラン情勢の変化や、少し前向きな将来像なんかを扱って欲しいんですが、今はそういう流れではないんでしょうかね。
まあ、最新情報はネットの有料記事へ、という時代ですから仕方がない部分もあります。ただ、市場も同じですが、中期トレンドや良いこと悪いことを公平に並べて、「どこを重視するかは読み手次第」という昔ながらの比較記事は、本当に少なくなりましたよね。最近は、記者自身の考えを書いておきながら、「慎重にお取り扱いください」というような雰囲気になっている気がします。
ただ、この相場は確かに買われすぎの銘柄も多いですが、その一方で割安に放置されているものも相当あります。だから、そう簡単には崩れないでしょうし、もし下がるなら寄与度の高い銘柄の調整になるんでしょう。だったら、結局は行き着くところまで行って、最後は好材料出尽くし型にならないと、多くの人が「出遅れ株へ行こう」という気持ちに変わるのは難しいんですよね。
4401ADEKA、9672東京都競馬、8001伊藤忠
トランプ氏と習氏、14日に北京・天壇公園を共に視察:日本経済新聞2026年5月11日
