銘柄記録5月12日:今日の市場の見方

5/12備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

2768 双日
双日は総合商社で、ニチメンと日商岩井が合併して誕生した企業。今回の決算は市場ではやや嫌われた印象もあったが、豪州原料炭事業からの撤退見通しが示されたことで、これまで株価の重しと見られていた要因が一つ外れる可能性もある。会社側は27/3期上期での撤退を目指すとコメント。また、豪州中古車販売事業についても上期黒字化を目指す方針を示した。海外肥料事業では農家の購買力低下が懸念されていたが、会社計画では増益見通し。中東情勢を背景としたメタノール価格上昇の影響は比較的保守的に織り込まれている印象で、化学事業には上振れ余地を感じる決算内容だった。


8771 イー・ギャランティ
イー・ギャランティは、企業の売掛金保証を軸に成長してきた企業。15日に決算発表を予定しているが、以前から触れているように、同社は企業間取引で発生する信用リスクを「保証」という形で引き受け、倒産などによる債務不履行時の保証を行っている。現在はインフレ不況的な空気も出始めており、業種ごとの景況感の差も広がってきている状況。そうした環境下では、保証ビジネスの重要性が改めて意識される可能性もある。


2413 エムスリー
エムスリーはソニーグループ関連企業で、医療従事者向け情報サイトを運営し、製薬会社向けの情報提供や周辺サービスへ展開している。26/3期4Q(1-3月)の営業利益は112億円で前年比13.0%減だったが、減損損失67億円を除いた実質ベースでは179億円と同38.9%増。円安効果や海外の医師向けサービスが想定以上に推移し、コンセンサス(150億円)を上回った。欧州子会社による医師向けサイトや電子カルテサービスの拡大が、利益構成の改善につながる可能性もありそうだ。


ロビンフッド・マーケッツ(NASDAQ: HOOD)
ロビンフッド・マーケッツは、富や収入、経歴に関係なく金融サービスを提供することを掲げる米国のプラットフォーム企業。予測市場や先物、オプションなど商品ラインアップの拡充を進めており、Q1の活発な利用につながったとしている。サブスクリプションサービス「ロビンフッド・ゴールド」の会員数は、Q1末時点で前年同期比36%増の434万人へ拡大。同社は「グローバル金融エコシステム」を長期目標として掲げ、カナダやシンガポールなど海外展開も進めている。また、AI活用による社内業務効率化や、顧客向け投資支援機能の高度化も進行中。他社との差別化という点では、この市場環境で注目されやすい存在かもしれない。