銘柄記録5月13日:今日の市場の見方

5/13備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

8001 伊藤忠商事
総合商社大手。5月1日13時に発表された27/3期会社予想の当期利益は前年比497億円増の9,500億円で、コンセンサス予想をやや上回る内容となった。総還元性向64%(期初見通し)に加え、増配および3,000億円超の自己株式取得も発表され、第一印象としては前向きな受け止めが多かった印象。出費面も比較的順調で、基礎収益9,000億円の達成確度を高く見る向きもある。なお、基礎収益には中東情勢によるマイナス影響(1Q収束シナリオで75億円程度)が織り込まれている。同社は川下企業との取引が多いことから景気面への警戒も意識されやすいが、情勢が落ち着く局面では見直しが入りやすいタイプという見方もある。


3635 コーエーテクモホールディングス
ゲームソフト中堅で、オンラインゲームの海外展開にも取り組む企業。27/3期会社予想は、売上高が前期比2%増の900億円、営業利益は同14%減の320億円と、増収・営業減益を見込む内容。今期は家庭用ゲームソフトの新作タイトル投入による増収を想定している一方、人員拡充による人件費増加や、外注加工費・広告宣伝費の増加を織り込んでいる。市場全体としてゲーム株への見方が慎重になりやすい局面ではあるが、過度に弱気な見方が集まりやすい反面、大型ダウンロードゲームへの取り組みなど、今後の事業展開を注視する向きもある。


6080 M&Aキャピタルパートナーズ
「株価レーマン方式」による報酬体系で知られるM&A仲介企業。中小企業を主要顧客とし、着手金無料、譲渡企業・譲受企業双方に同一報酬体系を採用している。1件当たり手数料1億円以上の大型案件を多く手掛けることや、コンサルタント報酬水準の高さも特徴。近年は後継者不足や企業存続問題が継続的なテーマとなっており、倒産件数の増加傾向も意識されている。そうした環境下で、事業承継や再編需要との関連性から注目される場面もありそうだ。


6971 京セラ
電子部品大手で、昨年から村田製作所や安川電機などと並べて取り上げてきた企業。26/3期通期業績は、売上高2兆702億円(前期比2.8%増、計画比502億円超過)、営業利益1,181億円(同332.8%増、同181億円超過)と計画を上回る内容となった。サザンカールソン売却による減収影響を売却益で補い、半導体関連部品の販売増が増収要因となった模様。今期はサザンカールソン非連結化の影響や、自動車関連市場の減速見通しもあるが、AI関連投資の拡大や構造改革効果をどう評価するかで見方が分かれそう。長期的な変化を意識する向きもある企業。