5月21日:今日の市場の見方
今日は終日雨らしいですが、気圧が変わったせいなのか、昨日の後場から頭痛がかなりきつくて、起きていられず横になる時間も多かったんですよね。ただ、熱は7度5分程度ですし、咳もそこまで出ないので、「結局は気持ちの問題なのか」とも思っています。
気持ちの問題というと、昨日の後場は「やっと日本株が調整入り」とか、「半導体バブル終焉」といった記事がかなり出ていましたよね。ただ、ああいう記事は無料配信で流れてくるものに多く、有料記事などで識者の見方を見ると、普通に“調整”として捉えている人が多いんです。自分もLiveでは「買うならイビデンやキオクシア辺り」と話していましたし、実際、昨日の流れを見ても強い部分は残っていました。結果的に大きく下げたのは、個人投資家が多く持っていた材料株やグロース株なんですよね。
もちろん「金利上昇を嫌気した」という解説もありますが、それ自体はもう一ヶ月前から言われていた話ですし、今さら急に市場全体が慌てて対応したとも思いにくいんですよ。
実際、アルファベットの円債発行が7600億円規模で決まっていますし、米国では今後、宇宙関連企業への資金流入も増えていくでしょう。イーロン・マスク氏関連も含め、市場から吸収される資金量はかなり大きい。しかも各国中央銀行は、インフレ対応で金利を上げたい気持ちはあっても、ホルムズ問題を抱えている以上、景気を壊すほど極端なタカ派姿勢にはなりにくい。だから、自分としては「金利上昇一色」の記事をそのまま鵜呑みには出来ないんですよね。
特にエヌビディア決算に関しては、これで大きく崩れるようなら、市場そのものに問題が出始めているというレベルだと思います。ただ、過去の下落局面を見ても、その前にかなり上昇していたケースが多かったですし、今回は事前にある程度調整している。だから、そこまで極端に警戒する必要もない気がしています。昨日も書いたように、キオクシアだって一度下げた時に売った人は相当多かったわけで、それを踏まえて見るべきなんですよね。
もちろん、前日の商品市況の急落や、先に書いた債券ファイナンス絡みの売りなど、下げる理由はいくつもあったと思います。ただ、それをすぐ「上昇相場の終焉」とか、「半導体の終わり」といった話に結びつけるのは、少し違う気がします。今の状況は、いわゆるバブル崩壊とは全く性質が異なっていますからね。
