銘柄記録5月21日:今日の市場の見方
5/21備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
9336 大栄環境
産業・一般廃棄物の収集運搬から、中間処理、再資源化、最終処分まで一貫して手掛ける企業。特に最終処分場を保有している点が強みとして知られています。足元では、廃棄物処理に関わる輸送コスト上昇がどの程度影響するかが一つの焦点になっていますが、産業廃棄物処理や再利用というテーマそのものが、現在の社会課題の中心に近い位置にある印象です。インフレ局面ではこうした企業が見直されるケースも多く、先日の決算発表後も市場で再び意識されたように感じます。会社側は今期について慎重な見方を示していますが、調整局面でも存在感を忘れにくいタイプの企業かもしれません。
4401 ADEKA
車載向け樹脂添加剤や、半導体向け高誘電材料を強みとする化学メーカー。好決算を受けて一時的に市場の注目を集めた印象があります。半導体材料分野では、主要顧客向け調整局面が2026年3月期で一巡すると見られており、2027年3月期以降の回復を意識する声もあります。また、農薬を中心としたライフサイエンス分野も堅調に推移しており、自社株買いなども含めて材料が揃ってきた印象です。半導体だけでなく複数分野を持つ企業だけに、中長期で見ていく対象として名前が挙がるのも分かる気がします。
5381 Mipox
精密研磨フィルムや液体研磨材を主力とし、自社技術を活用した加工事業も展開している企業。先日の決算は数字だけを見ると弱く映る部分もありましたが、内容を追うと、人件費や輸送費の増加が重かった面があり、特に技術者確保や物流コスト上昇の影響が大きかったようです。同社の場合、技術人材への投資は避けにくい部分もあり、一定の負担増はやむを得ない面もありそうです。今期はその体制整備を踏まえた動きが意識される一方、事前に期待が先行していた分、株価面では一度整理が入ったような印象もあります。
2327 日鉄ソリューションズ
昨年春頃から何度も取り上げてきた企業で、2500円台からじり高基調を続け、一時は4600円台まで堅調に推移していました。ただ、ここに来て急調整する場面も見られています。DX支援を通じた顧客価値向上や、事業モデル・収益モデル変革に向けた投資、人員再配置などを進めており、その結果として費用負担が増えている状況です。ただ、こうした投資は将来に向けた必要経費という見方もでき、受注残の多さを見る限り、単純なコスト増だけでは測れない部分もありそうです。大株主の保有比率が高い技術株という点も含め、市場では独特の見られ方をしている企業という印象です。
