銘柄記録5月29日:今日の市場の見方
5/29備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
9023 東京地下鉄
MSCIから外れたことや、業績面への慎重な見方から、多くの証券会社が格下げを行い、株価は大きく調整しています。ただ、鉄道輸送量自体は回復傾向にあり、沿線の社会経済活動の活発化もあって、旅客運輸収入は前期比4%増の3,650億円を見込んでいます。一方で、人件費や労務費、資材価格の上昇によって営業利益率は26.3期の21.2%から今期18.6%へ低下する見通しです。もっとも、こうした流れは将来的な運賃改定余地とも重なりますし、保有不動産の価値や28年に向けた運賃見直しなども考えると、現在の評価だけでは測れない部分もありそうです。
3657 ポールトゥウィンホールディングス
ゲームの不具合検出などを行うデバッグ事業が主力で、海外拠点も多い企業。前期は赤字だったメディア事業から撤退したことで減収となりましたが、その影響が一巡する今期は利益率改善という見方もあります。人材確保を進めてきた部分が、今後の収益構造にどう反映されるかもポイントですよね。こうした事業再編は難しいものですが、同社は比較的うまく整理した印象があります。一時はAI関連としても注目された企業だけに、改めて事業内容を見直してみる価値はあるのかもしれません。
5704 JMC
砂型鋳造と3Dプリンターを活用した試作品製造を手掛ける企業で、自動車や医療機器向けに展開しています。EV需要には一服感がありますが、研究開発自体は継続しており、ロボット分野もフィジカルAI関連の流れから動きが戻りつつあります。一方で、コロナ前の積極投資が重荷となり、前々期には減損などもありました。ただ、その整理が進んだことで収益面には持ち直しの動きも見られます。省人化や技術革新が進む局面では、こうしたニッチ技術企業の存在感も改めて意識されやすいのかもしれません。
8226 理経
IT機器の輸入販売を手掛ける企業で、新技術への対応力や目利きの良さで以前から知られている企業です。今期業績への慎重な見方から株価は調整していますが、その背景には航空機器やエンジン修理関連の納入遅延による減収があり、構造的な悪化とは少し違う印象もあります。同社は防衛関連や衛星通信技術にも関わりが深く、こうした分野への対応力を持っている点は特徴ですよね。収益力が一時的な要因で低迷している局面では、長い視点で見ていく投資家もいるタイプの企業かもしれません。
