6月10日:今日の市場の見方

宇都宮で熊が捕獲されたそうですが、まだもう一頭いるという話もあり、このままいくと数年後には日比谷公園あたりにも出てくるのではないか、なんて考えてしまいます。もちろん怖い話ではあるのですが、今回の熊は逃げ回っていたという印象で、特に人を襲ったわけではないんですよね。ですから、すべてを同じように考えるべきではないと思いますし、熊によっては自分自身が怖くて行動している場合もあると思います。

市場の方は、下がれば嫌になりますし、上がる時はこれまで上がってきた銘柄ばかりがさらに買われる。一方で、連れ安した一般銘柄にはなかなか資金が向かわない状況が続いています。特に昨日の朝方の市場は、理由がはっきりしない換金売りが多く見られました。世界的にファイナンス案件が相次いでいることを考えると、資金需要の高まりが影響しているのかもしれません。

そのため、6月以降の運用の流れも、ファイナンス案件を中心に組み立てられているような印象があります。話題のスペースX関連についても、目に入るのは将来性を評価する内容が非常に多いですよね。ChatGPTをはじめとしたAI関連もそうですが、テック企業は継続的に資金調達を進めています。一方で日本では金利上昇が意識され始めており、これまで低金利を活用していた海外資金の動きにも変化が出てくる可能性があります。

これまでの円安局面では、日本で低金利で資金を借りて運用するだけでも有利な環境がありました。ある意味では、それぞれの都合に合わせたシナリオで資金が動いていたとも言えます。しかし、その前提条件が少しずつ変わり始めているのかもしれません。

とにかく今の市場は、「資金需要が増えている」というシンプルな構造にあまり目が向いていないように見えます。そして、その部分が本格的に語られ始めた時、市場はもう一段下でしょうね。