物色は良くなった(7/9お昼の講義)
9日前引けの日経平均株価は4日ぶり反発。前日比1361.50円高の6万8180.55円で前場の取引を終了した。
スタートは「キオクシアしかない」というような選別相場でしたから、寄り付きで買うとしたら、どうしてもそこしか見ないという人が多かったですよね。物色がそこに限られていた分、全体としては重い展開でした。ただ、11時を過ぎたあたりから、先行していたテック株が一服し、出遅れていたテックや売られ過ぎていたバイオの一角に資金が向かい始め、市場の広がりが少し見えてきたので、その点では少し安心していました。ところが昼休みに入ると韓国株が大きく下げてマイナス圏に沈みました。まあ、実質的には2社の影響が大きいので、それだけで判断はできませんが、テック全体という視点では後場は少し厳しい部分もありますよね。
そうした動きがありながらも、広がり始めた流れが維持されるなら、市場としてはまだ十分に戦えると思います。ただ、投資家のマインドが少し萎えている印象もあって、その点が不安なんですよね。需給の悪さをメディアも繰り返し取り上げていますし、ホルムズ海峡を巡る問題もなかなか落ち着かないので、どうしても心理的には重くなってしまいます。少し寂しい雰囲気ではありますが、SQを通過すれば需給が変わるタイミングにもなりますから、今日の後場は重要だと思っています。
特に、好決算銘柄を素直に評価する流れになってくれればいいんですが、テック株のように先回りし過ぎる展開は避けたいところです。むしろ、一般株の中で売られ過ぎている銘柄に目が向いてほしいですよね。ただ、トランプさんがイランと日本を言い間違えるなど、執務面に少し不安を感じる場面もあります。そういう一人の発言で市場がころころ振り回される状況には、さすがに少し疲れてしまいますね。本当に疲れる一週間ですわ。
6954ファナック、7245大同メタル、4680ラウンドワン
