体感と指数(7/10朝の講義)
9日の日経平均は+924円の6万7743円となり、4営業日ぶりに反発した。米国株式市場は上昇。ダウ平均は139.02ドル高の52487.41ドル、ナスダックは336.24ポイント高の26206.89で取引を終了した。
昨日も一昨日も、2時半を過ぎたあたりから動きがおかしくなりました。今日もそうですが、引けにかけての需給への不安があるからなんですよね。ただ、昨日は何度も動きを修正していましたし、一昨日にも書いたように、個別株へ目が向くようになってきているのは感じます。ディーラーや目先を追う人は、やはり買いが入りやすいテック株、中でもキオクシアが一番扱いやすく、1,000円程度の値幅も取りやすいんですよね。しかし、そのキオクシアが止まった後でも、後場は個別株へ資金が回っていましたから、市場から資金そのものが逃げているわけではないことがよく分かります。
この市場は強い弱いといろいろ言われますが、市場内から資金が流出していないという点は確認できます。だから朝一は値動きの早い銘柄を探る人が多いものの、後場になると冷静に中期目線の銘柄へ資金が向かい、それなりに取捨選択が進んでいます。流れとしては、なかなか良い方向ではないでしょうか。特に、一般的なテック関連まで物色が広がっているなら、相場の軸はまだ大きくズレていないということになりますし、ここまで賑わっていたバリュー株が一服しているのも含めて、市場の形は少しずつ整ってきたような気がします。
今日は週末ですし、ETFの配当金捻出に伴う売りも、大引けではかなりの量が出るでしょう。ただ、メディアが言うほどの悲壮感はなく、一時的な需給要因ですから、それに対応する買いも入りやすいと思っています。先に売りが十分出てくれれば、その後に流れが逆転する場面も考えられます。ただ、今日は終日緊張感が続くというより、一昨日の夜の段階でSQはほぼ片付いていますから、大きな方向感は出にくいという見方です。
トランプさんが、やっぱり邪魔なんですよね。
6954ファナック、7245大同メタル、44043トクヤマ
