嫌な上げ方(4/15朝の講義)

自分はこの上げ方について、先日から言っているように、イラン問題が経済に影響を与えているのは確かですが、それと同時に需給的な下げがあった反動として、日柄的な反発が出ているという見方をしています。ただ、その中で少し気になっているのは、不景気下の株高に見られるような「選ばれたものだけが買い上がる」動きになってきている点なんですよね。つまり、どこかで止まる局面になると、昨日のように他の銘柄に資金が回らないという状態になりやすいということです。

いわゆる「上がるから買う」という動きですが、テーマ性が薄い分、その他の銘柄は上がっても伸び悩みやすくなっていますし、空売りも絡んでいることで、材料の出方自体も少し歪んで見える部分があります。主力の売り込まれた銘柄が目先下がりにくいのは理解できるものの、例えばコンデンサー関連などは流れ的には自然なテーマですし、もう少し話題になっても良いのではないかという感覚もあります。

とにかく、今疲れ始めているのは株価そのものではなく投資家の方で、昨日の動きなどは典型的に疲弊からくる嫌気売りが目立っていました。もう上がってもいいから売ってしまおう、というような感覚ですね。こういう場面は後から振り返ると引っかかりやすいところでもあって、売ったらもう買えないと思い込みすぎて売りそびれたり、逆に下げ始めても売れなくなったりする状況に近いものがあります。

明らかに、マネーゲーム的な側面が強い相場になっていますよね。

4680ラウンドワン、6994指月電気、6501日立