銘柄記録5月11日:今日の市場の見方

5/11備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

4401 ADEKA
ADEKAは、車載向けの樹脂添加剤や半導体向け高誘電材料に強みを持つ企業。半導体材料については、主要顧客向けの調整局面が26/3期で一巡し、27/3期以降は営業利益が前年比で回復方向に向かうという見方がある。農薬を中心としたライフサイエンス分野も堅調に推移しており、自社株買いも含めて材料が揃ってきた印象。郵船や村田製作所、安川電機など、過去から取り上げてきた「長期視点型」の銘柄に近い流れになってきているようにも見える。


6961 エンプラス
エンプラスは、プラスチックを主軸とした高機能デバイス・微細部品メーカー。3Q決算発表時には売上高425億円、営業利益63億円へ上方修正を行った。営業利益は計画に対して若干未達となったが、会社側では「ほぼ想定範囲」との見方。足元では大きな変化はないものの、事業機会の増加や新規案件獲得によって、26/3期以降の寄与拡大が意識されている。また、エージェントAI関連の広がりからCPU向け需要にも変化が見え始めている。こうした状況から、逆張り的な視点で見られる場面もある。


6268 ナブテスコ
ナブテスコは、産業用精密減速機で世界シェアを持つ企業で、一般的には自動ドア関連でも知られている。フィジカルAIや産業用ロボット関連の流れが続くなら、こうした分野で実需が回復している企業には注目が集まりやすい。産業用ロボット向け精密減速機の売り上げは回復傾向にあり、工場稼働率も改善。加えて、前年比減収を想定していた海外自動ドア事業も、予想に反して増加した。26/12期1Q時点では会社側は通期計画を据え置いているが、市場では上振れを意識する見方もあるようだ。


3132 マクニカホールディングス
マクニカホールディングスは、半導体業界のサプライチェーンを支える専門商社。前回取り上げた後、株価は反転色を強め、足元では評価も改善してきている。国内シェアは約2割だが、エヌビディアやブロードコムなど世界主要メーカーとの取引を持つ点が、改めて注目され始めた印象。半導体は種類や用途が非常に多く、それぞれ専門性が異なる分野であり、同社は社員の約3割がエンジニアという技術寄りの企業体質にも特徴がある。技術展開力に対する評価は以前から高かった企業。