それにしても(5/21お昼の講義)
21日前引けの日経平均株価は6万1000円台を回復。前日比2140.93円(3.58%)高の6万1945.34円で前場の取引を終了した。
売りから入っていた人が多かったことや、昨日かなり無駄な投げが出た反動もあって、今日は「好業績の半導体を買い戻す」という、まさに逆張り的な動きになっていますよね。だから日経平均もなかなか止まりませんし、韓国市場なんか見ても7%近い上昇ですから、流れとしてはかなり強い。ただ、本来ならそこから横に物色が広がって欲しいんですが、現状の上昇はAIアルゴ主体という感じも強く、NYやナスダックの時間外がそれほど勢いを見せていない中で考えると、横に広げて買うのは少し怖い部分もありますよね。
結局、この市場の構図自体はそこまで変わっていなくて、昨日も話したように、月後半に入って外資が少し動きやすくなったという印象なんです。そうなってくると、今度は「高いけれど、これ以上どこまで行くのか」という難しさが出てきます。昨日の売買の流れが、今日は真逆になるような展開ですし、一日の中で買われすぎて押すというより、その日はそのまま上がって、翌日いきなり崩れるような動きになるから、本当にやりにくい相場なんですよね。
通常なら、来週木曜辺りまでは売りが入りにくいタイミングなんですが、今回は“買われすぎ・行き過ぎ”の感覚がかなり強くて、結局は「次に何が買われるのか」で市場の流れが決まりそうです。そこが見えてくると楽なんでしょうが、実際には、この上昇自体をまだ信じていない投資家もかなり多いんですよね。
特に今は、ソフトバンク系が日経平均を引っ張る場面も多いので、皆そこをかなり意識して見ています。ただ、市場全体としては、どこか半信半疑のまま上がっているような空気を感じます。
6857アドバンテスト、6966三井ハイテック、1963日揮
