銘柄記録5月31日:今週の市場の見方

5/31備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

8411 みずほフィナンシャルグループ
みずほ銀行を中心に、信託、証券、アセットマネジメント、シンクタンクなどを傘下に持つ大手金融グループ。かつては旧来型の組織体質やネット対応の遅れを指摘されることもありましたが、近年はそうした印象も徐々に変化してきています。グループ内の産業調査力を活かした法人向けビジネスに強みを持ち、非金利収益分野では中堅企業向けのM&Aや事業承継支援にも注力。大企業からスタートアップまで幅広い顧客基盤を持つ点は特徴の一つといえそうです。


6814 古野電気
船舶向け電子機器を手掛ける大手企業。造船関連や防衛関連として注目を集めた時期があり、値動きが大きくなった局面も見られました。今期見通しについては、同社らしい保守的な前提もあって減収計画となっていますが、超音波や電波を活用したセンシング技術に強みを持ち、AIS(船舶自動識別装置)や魚群探知機など航海機器分野で高い実績があります。気象関連や防衛分野などにも接点を持つ企業であり、事業内容そのものは引き続き注目しておきたいという印象です。


4109 ステラケミファ
電子部品や半導体向けの高純度フッ素化学品を手掛ける企業で、世界的にも高いシェアを持つ分野があります。半導体関連銘柄としてはやや異なる位置付けですが、微細化が進む半導体向け高純度薬品に加え、原発向けボロン10を中心としたエネルギー関連事業なども展開しています。最近は堅調な動きが続いていますが、半導体市場だけでなく電子部品市場全体の流れも意識されやすい企業という見方もできます。フッ化カリウムなどデータセンター関連分野への展開もあり、事業の広がりという点で継続的に見ておきたい企業です。


6912 菊水ホールディングス
独立系の電子計測機器・電源機器メーカーで、据え置き型直流安定化電源では高い実績を持つ企業です。インド向けEV関連電源や航空機向け分野が堅調に推移しているほか、前期には増配も実施しています。近年はエネルギー関連や半導体向けの直流電源需要も意識されており、脱炭素や省エネルギー化の流れの中で同社技術への関心が高まっているようにも見えます。会社側は慎重な見通しを示していますが、その一方で事業環境には一定の追い風も見られるという印象があります。