調整幅(7/8朝の講義)
7日の東京株式市場で日経平均は続落し、終値は6万8,256円96銭と前日比−1,480円で取引を終了した。米国株式市場は反落。ダウ平均は130.76ドル安の52925.15ドル、ナスダックは302.47ポイント安の25818.69で取引を終了した。韓国の半導体サムスン電子が過去最高益を記録もAI・半導体関連を中心に売りが膨らんだことが相場の重しとなった。
昨日のLiveでも、「今日からETFの配当金捻出売りが始まるので買いにくい」と話していたんですが、自分が気になっていたのは、サムスンの好決算に対して市場があっさり売りに回ったことなんですよね。ある程度の先回りの売りは想定していましたが、それにしてもしつこく、くどい流れでしたから、需給要因以外にも何かあるのではないかという気がしていました。それが後場になって決定的になり、夕方のZOOM講演でも「危ないんちゃう?」なんて話をしていたんですが、まさにそんな雰囲気でした。
アジア株は米国ほどではないにせよ、他国と比べれば非常に強い動きを続けてきました。その反面、調整幅は大きくなる可能性がありますし、SQも控えていますから、「それなら下で決めてしまおう」というような流れになっているんでしょうかね。先取りの買いが旺盛すぎた分、以前から指摘していたように半導体株には調整が入りましたし、そうしたメディアの煽りも加わって、一般投資家の心理が振らされた格好になっていますよね。
今日は、その投げ売りに市場が耐えられるかどうかです。確かに下がっているとはいえ、7万円台まで上昇した後の調整ですから、水準としては判断しにくい位置でもあります。これまで良いとされてきたものが崩れ始めていますから、どこかでボロ株や低位株など、値頃感のある銘柄に資金が向かい始めないと、全体としてはやりにくい相場になってしまいますよね。そういう意味では、数量を伴った買いが欲しいところなんです。
3891高度紙、1914日本基礎技術、6954ファナック
