ここからが難しい(7/15朝の講義)
14日の日経平均は+500円の6万7743円となり反発した。米国株式市場は反発。ダウ平均は9.63ドル高の52508.27ドル、ナスダックは233.83ポイント高の26107.01で取引を終了した。
2026年7月15日 朝の講義
ここは相場として抵抗する場面ですし、トレンド自体も、まだ上とも下とも言い切れない局面ですね。買い方にとっては一息つける一日でしたが、売った側からすれば「明日はどうなる?」という心境ではないでしょうか。
一応、米国では金利上昇への懸念も落ち着き、情報技術株を中心に反発しているため、流れとしては悪くありません。ただ、相場が本格的に上抜けるには、IBMのように大きく下げている銘柄もあるだけに、すべてが順調とは言えない状況です。今日の値動き次第では、「明日は売ってやろう」と考える売り方も少なくないと思います。
売り方の見方としては、SOX指数が三尊天井の形から崩れ、好決算でも反応しにくくなっているというニュアンスなんですよね。エヌビディアも、新製品投入によって利益率が低下することを理由に、「もう終わりだ」といった論調が目立っています。
しかし、その弱気を語っているのは、少し前まで強気一辺倒だった人たちでもあります。そこには矛盾を感じますよね。彼らは2年先の受注まで織り込んでSOX指数を評価し、「大儲け」を前提に話をしていました。そして、複数年契約へ切り替わったことで、「これまでのようなSOXの循環はなくなった」と説明していたのも彼らでした。
そう考えると、たとえ株価が調整しても、半導体企業は複数年契約によって価格がある程度決まっており、収益を左右するのは数量の部分になってきます。だからエヌビディアは供給先を絞り込み、対応できる企業を選別しようとしているわけで、そうした前提を考えれば、今になって一斉に弱気へ転じる見方には少し違和感があります。
もちろん、相場ですから見方が変わること自体はあります。ただ、自分が気になるのは、その矛盾を十分整理しないまま売買の判断が行われていることです。そこに、自分はどうしても「不思議さ」を感じてしまうんですよね。
6432竹内製作所、6758ソニー、6954ファナック
