銘柄記録9月3日:今日の市場の見方

9/3備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

5401 日本製鉄

日本製鉄は、粗鋼生産で国内首位、世界では4位の企業。1Q決算では、USスチールは堅調な業績を示したが、意外に市場内では評価が限定的でした。今回、27/3期のUSスチールの実力利益計画を「1,000億円以上」から「1,800億円以上」へ上方修正しました。

世界で最も高い北米鋼材市況だけでなく、操業シナジー効果でも上積みされたのは好印象です。日鉄がこれまで示してきた、技術供与による現場改善・操業シナジーの発現が、早速イメージ化したといえます。株価が高値保ち合いであるから買い難いのですが、NT倍率が再び上昇した時に同社の株価が押してきたら、長期倍増株になると思います。


6902 デンソー

デンソーは、自動車部品で国内最大。トヨタの納入各社への値下げ要請が不安ではあろうが、同社はトヨタと併走してきていただけに、先にその負担は来ていたと思います。それが第一四半期の数字です。

技術トレンドは追い風です。電駆動システムでは、インバーター、モーターや電源システムに特に注力しています。インバーターでは主要顧客内でも中国勢との競争が激化しつつあると推察しますが、PHEV/HEVでSiC採用の本格化が見込まれます。他にも新型GPSなどの導入もあり、もう一段の投げで狙い始めるタイミングだと思います。


4902 コニカミノルタ

コニカミノルタは、複合機の中堅企業。27/3期事業貢献利益では、関税還付100億円超や為替はプラスだが、デジタルワークプレイス事業の軟調さや構造改革の前倒しなどを考慮し、下方修正しました。まずは、想定外の利益を企業の立て直しに使ったということです。しかし、市場は悪く見た感じがあります。

同社は4月23日に、29/3期へ向けた新中計を発表しています。今回の減収は、ROICを規律とした経営への変革を目指す一環です。最大事業であるデジタルワークプレイスの位置づけに変化が期待できます。もう一段下がれば、買いやすい位置になると思います。


1802 大林組

大林組は、ゼネコン大手。27/3期は一時的に人件費や原材料上昇で減益局面であるが、受注競争激化や海外連結子会社の収益悪化も加わった今期は仕方がないと思います。ただ、手持ち工事の収益性は改善が続き、28/3期からは再び収益拡大局面にあると判断しています。

28/3期、29/3期は建築を牽引役に営業利益は拡大基調に戻り、売上高は土木・建築ともに手持ち工事の施工進捗に伴い、順調に拡大すると思います。自然災害も多いし、ビルの建て替えや再開発などは国内でも数が多く、海外となると免震技術を含めて日本は有利だと思います。