銘柄記録9月13日:今週の市場の見方
6269 三井海洋開発
三井海洋開発は、洋上の浮体式石油生産貯蔵積出設備の設計・建設を行う企業。海外での需要が高く、業績は堅調です。こうした有事には、今後のことも考えた貯蔵システムの受注が増加傾向になるでしょう。現状では、原油不足などから業績が落ち込むとする見方もありますが、洋上発電関連としても十分に期待できます。株価は大きく下がっていますが、年末にかけてゆっくりとため込んでいきたい企業です。
4816 東映アニメーション
東映アニメーションの27/3期1Q(4~6月)決算は、営業利益が75億円(前年同期比14%増)となりました。市場コンセンサスの63億円を上回り、1Qとしては過去最高の営業利益水準です。上期の営業利益計画139億円に対する進捗率は54%となっています。円安効果に加え、映像製作・販売事業において海外配信権の販売が好調に推移しました。今後、為替が円高に向かっても、現状では大きな影響は少ないと思います。今下期から来期以降にかけて、大物作品のスケジュールもかなりはっきりしており、週末の反動で下がれば狙いたいところです。
6383 ダイフク
ダイフクは保管・搬送システムの大手で、海外でも広く認知されている企業。5月辺りまでは順調に伸びてきた株価も、その後は13%上昇したTOPIXを大幅にアンダーパフォームし、むしろ右肩下がりとなっています。8月に業績を上方修正しながら株価の反応が薄かった背景には、通期営業利益の増額80億円のうち、40億円が為替前提の見直し(1ドル150円から158円)によるものであったことや、受注高が足踏み状態に陥るとの観測があります。しかし、今期最高益の予想は変わりませんし、受注残から考えると、現在の株価水準なら押さえて当たり前だと思います。
4203 住友ベークライト
住友ベークライトは樹脂加工の大手で、半導体封止材料では世界首位の企業。半導体封止材の出荷増や、顆粒タイプなど高付加価値品の拡販による半導体関連材料の収益拡大が期待されます。また、航空機部品の販売増や、北米を中心とした構造改革による高機能プラスチックの収益性向上も、大きなインパクトになっています。同社は、自動運転で評価されている自動車向けにも強いことから、電子材料株としての評価はまだまだ低いと思います。
