11/26備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

4763 クリークアンドリバーはハイレベルなプロの技術者を派遣する企業。ゲーム、Web、広告などにそうした人材を送るので、AIの進展は同社にとって地味に有利なんですよね。同社の派遣は、希望する企業ではそのまま収益に直結します。研究費も必要で収益は伸びにくいですが、ある意味“設備投資”のようなもの。提携を進められるだけの評価の高い企業だと思います。

3912 モバイルファクトリーはスマホ向けゲームの開発・配信会社。安定上昇とはいかない株式ですが、先日紹介してから下値は徐々に切り上がっています。位置情報に強い同社は、AI活用のデータ面でも重要性が増していますよね。人件費増で短期的な収益は伸びにくいものの、先行投資の色合いが強く、将来への期待が出始めています。

7776 セルシードは細胞シート培養皿を使った細胞加工受託と再生医療開発の企業。先日の急落は、研究資金の必要性からの増資が理由で、創薬系ではよくある動きです。それだけ研究が進んできたとも言えますし、同種軟骨細胞シートが第三相に進んで研究開発費が増えた部分が大きい。来期以降は費用が減少していく模様です。

9076 セイノーは以前から話している企業ですが、他の運輸系に比べて関係会社や投資先が多く、そのぶん過去はしこりが取れにくかった株式。ただ、ここ数日はそうした動きが見られず、株価も安定。ガソリン税減税は運送業にとって大きく、来期は賃上げも価格転嫁が効いてきそうですし、少し流れが変わりつつあると感じています。株価評価はまだ低い印象です。