3月1日:今週の市場の見方
今週の見方
日本株の動きは、海外市場とも、さらには夜間と昼間でもやや異なる展開を見せており、強さは感じるものの方向感が掴みにくい状況です。先週末は58200円割れから58900円近くまで戻し、夕場先物では59200円台までありましたが、NY株が冴えない流れとなり、最終的に58640円で引けました。
ここ一週間は先物と現物の価格差が比較的狭い範囲で推移していましたが、週末からやや格差が広がってきた印象もあります。物色対象も変化しており、市場の内部で資金の動きが変わってきている可能性は意識しておく必要がありそうです。
市場の現状と課題
一方で、上値を否定しきれない背景には、外人買いの持続があります。個人投資家や金融機関が換金しているとの見方がある中、国内勢に資金余力が残っていると考えるなら、押し目に対する反応も説明がつきます。
また、米国投資の具体化や高市政権下での政策出動への期待感が高まるのも自然な流れでしょう。ただし、政策内容が市場の期待に届かない場合や、中間決算期に外資が動きにくい環境となれば、メディアを通じたネガティブな論調とともに個別株が売られる展開も想定の範囲内です。
週末からはグロース株が持ち直す動きも見られます。2月に金融機関が売りにくい軽量級から手放し、その一巡後に戻してきたと考えることもできます。そうであれば、市場の景色は今後も変わりやすいということになります。
今後の展望
今週は米国で税金還流が始まり、需給面ではプラス材料になり得ます。一方、日本は月末リバランスを控え、需給はやや微妙。
地政学リスクが顕在化した場合でも、「遠くの砲声は買い」となるのかどうかは、その時の市場心理次第。ただ、全面戦争より局地的緊張の可能性の方が高い現状では、過度な悲観もどうかと思います。
結局のところ、エヌビディア待ちという側面は強いでしょう。半導体の到達感がある中で、次の一手が出るかどうかが焦点。裁定残の整理が進みながら、どのセクターに資金が再配分されるかが今週の見どころです。
最後に
強気は強気でよい局面かもしれませんが、水準を考えると守りの意識も必要でしょう。まずは守りながら、好業績が来年以降も継続する可能性があり、かつ位置が比較的低い銘柄を選別する姿勢が現実的に映ります。
儲けに行くよりも、まずは傷を負わないこと。その上で機会を待つ――そんな構えが、今週の相場には合っているように感じます。

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