私は判らない(3/2お昼の講義)

「イランは猛攻撃しないのですか?」「米国はこのまま幕引きしますか?」と聞かれても、正直なところ分からないですよね。周囲の状況を整理すると、拡大はしにくいという見方もありますし、ミサイルやドローンも無尽蔵ではない以上、一定期間で収束するという考え方もあります。ただ、ホルムズ海峡封鎖が長期化するという話が出ても、原油価格の動きはそこまで伸び切っていませんし、今回の外資流入が数倍になるというような目標値も、やや過剰に感じる部分はあります。

とはいえ、日本時間の夜間に事態が動くというのは、過去の湾岸戦争でも見られたパターンですから、断言はできません。やはり不確実性は残ります。

一方で、今日は日銀委員の発言がややタカ派と受け止められ、その影響が意識されたのか、反転の兆しを見せていた半導体関連の動きが止まった場面もありました。短期売買が中心の市場では、こうした材料に敏感に反応します。「大きく買って落ち着くのを待つ」というような腰の据わった資金は、今はあまり見えにくい印象です。

市場はやりにくいと言えばやりにくい。ただ、こういう局面では、朝と後場で主役が入れ替わったり、夜間リスクを警戒して早めに売ったものが戻ったりと、動きが過敏になりやすい。誰も先が分からない中で、動き過ぎた反動として、前場はやや萎縮した印象があります。

少し待ってから動くという選択肢もあるはずですが、ラージSQ前ということもあって、どうしても先に動きたい雰囲気が漂っています。そんな地合いに見えますね。

9020JR東、4506住友ファーマ、6501日立

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