警戒心(4/23朝の講義)
22日の東京株式市場で日経平均は3日続伸し、終値は5万9585円86銭(前日比+236円)となり、終値ベースの最高値を更新した。米国株式市場は反発。ダウ平均は340.65ドル高の49490.03ドル、ナスダックは397.61ポイント高の24657.57で取引を終了した。
個人投資家の信用買い残はかなり大きくなっていますが、一つの見方として、日経平均が2万円台や3万円台の頃とは違い、指数自体が倍近い水準にあることを考えると、相対的な負担はそこまでではないという考え方もありますよね。ただ、実際には皆の資金が倍になっているわけではないので、心理的には売りたい強気が増えやすく、少しでも買わない理由を探してしまう流れになりやすいと思うんです。そこに半導体に対する食傷感と、空売りしている人にとっての連休リスクが重なり、全体としては微妙な展開になっています。
トランプ大統領のいわゆるTACO的な動きも想定の範囲内と見るなら、地銀などの益出し売りが一巡したタイミングでは、思った以上に上への動きが出る可能性もあるという見方になります。ただ、実際にはなかなか買いに踏み切れないんですよね。気持ちとしてはどうしても保守的になりがちです。昨日のドローン関連の動きもライブで話した通り、行くとしたらああいうタイプで、業績自体は強いわけではない分、逆に景気不安とは切り離して見られる面もあります。回転が効きやすく売りも多いACSLなどは、ある意味で今の半導体と似た構図で、動き出すと止まりにくいし、半導体に飽きた資金が向かいやすい銘柄とも言えます。
つまり、足元で当たっている人が次に狙いそうな対象へと資金は移動していくということですよね。そういう意味では、今日はTOPIX系の動きがしっかりしてこないと、全体の8割が下げたような市場の中で一部だけ新高値という状態では、さすがに疲れが出やすいと思います。このあたりが一つのポイントになりそうです。
今日は源太カレンダーでいう「ポイント日」ですから、その意味でも変化には注意しておきたいところですね。
6366千代田化工、6298ワイエイシイ、9501東電
