5月1日:今日の市場の見方

今日の舵取りは、やはり数字の良い半導体をどこまで織り込むかという点になりますが、昨日の村田の動きを見ていると、市場はしっかりと「良い部分」を拾いに行くようになってきていますよね。結局はそれを好意的に受け取るかどうかでして、コンデンサーやフィジカルといった分野は、半導体本体以上に強気に見られている印象があります。

問題は、キャタピラーのような動きにも見られる通り、少し実体経済寄りの評価にシフトしていけるかどうかでして、どこまで許容できるのかという市場のスタンスなんですよね。建設分野についても、住宅のように製品がないと厳しい面はあるものの、大型工事は受注残が積み上がっていますし、コスト削減や工期短縮といった改善も進んでいます。下げているJRなども、設備投資やシステム更新の影響で今期は厳しく見えても、先の変化をどう捉えるかで評価は変わり得ると思います。値上げを前提にしていない数字だからこそ、逆に見方次第で変化が出やすいとも言えるんですよね。

要するに、日本市場はその「許容範囲」が狭くなっていて、いま動いている銘柄にしか目が向かない怖さがあります。そうした流れで見ると、全体としては上値の重さを感じますし、足元の景気見通しも米国とは違うという前提で考える必要があると思います。抜け出すためにはこの許容度の広がりが必要で、米国のように経済を背景に強気になれる空気が欲しいところですよね。

とはいえ、今日は寄り付き後の乱高下のあと、どういう動きになるかが重要です。昨日下げた銘柄の多くは準主力や少し前までの主軸株でしたから、そこに対する評価がどう変わるのかがポイントになります。そこまで許容できていないというのはやや不安も残りますが、この流れが変わってくれば、出遅れ銘柄にも資金が向かう余地は出てくるのではないかと思います。

今日は源太カレンダー「ポイント日」ですね。