銘柄記録5月17日:今週の市場の見方

5/17備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

8058 三菱商事

総合商社大手で、資源分野ではLNG、原料炭、銅など有力権益を保有。非資源分野でも自動車、食品など幅広い事業展開を行なっており、総合力に強みを持つ企業です。「経営戦略2027」では、価値創造を「磨く」(事業拡張)、「変革する」(業界再編)、「創る」(新規投資)と再定義し、28年3月期の当期利益1.2兆円を目標に掲げています。決算発表後は、26週移動平均線付近から反発色を強める動きとなっており、中東情勢による影響が懸念される中でも、市場予想を上回る増益計画が一定の評価を受けたという見方があります。


3288 オープンハウス

狭小地を活用した住宅建設に強みを持ち、都心部や都心沿線での戸建住宅展開を進めている企業。主力の戸建関連事業では、2Q契約高が大きく伸長しており、マンションとの価格差や価格転嫁余地なども意識されているようです。戸建関連の契約高は23/9期4Qを底に、10四半期連続で前年同期比増加。26/9期2Qも前年比23%増と高い伸びを示しました。共働き世帯による都心志向に加え、競合となるマンション価格の高止まりも背景にあり、世代交代を伴う住み替え需要なども、都市部では引き続き存在感を持っているように見えます。


7981 タカラスタンダード

独自素材「高品位ホーロー」を活用した製品を展開する住宅設備機器メーカー。2025年3月期はキッチン、浴室、洗面化粧台の合計売上金額で業界首位となった模様です。決算内容も高水準で、マンション市場の堅調さに加え、世代交代によるリフォーム需要の拡大なども追い風になっている印象があります。同社を取り巻く事業環境はここに来て大きく改善してきたようにも見えますし、最近は株価の動きにも変化が見え始めています。物色対象の変化という流れで見るなら、こうしたタイプは引き続き注目されやすいのかもしれません。


5702 大紀アルミ

アルミ二次合金地金の国内大手。湖北工業なども堅調ですが、アルミ業界全体として需要の広がりが見られ、コンデンサー、自動車、バイク関連など用途も多岐に渡っています。銅不足の影響から代替需要が広がっているという見方もあり、例年なら負担となりやすい原材料高も、今年は製品需要の強さが吸収しているような印象があります。中国系EVの販売動向なども背景にあり、今期は大幅増益計画に対して、第1四半期時点で進捗率が4割近くに達している状況です。原材料市況や需要動向を見ながら、引き続き確認していきたいタイプの企業だと思います。