5月22日:今日の市場の見方

非常に難しい市場ですよね。買うにしても売るにしても、結局は人気株中心になっています。ただ、その主力株は本当に人気が強く、次々と材料も出てくる。韓国株の急騰を見ても、その関連ETFまでしっかり買われていますし、キオクシアやエヌビディアを見ても、自分は素直に「凄い決算だな」と感じています。

ただ、少しずつ市場の反応は変わってきていますよね。エヌビディアも好決算に加えて自社株買いまで出しているのに、コンセンサスとの兼ね合いからか、株価は以前ほど素直には反応しない。そうなると、今度はCPU関連など別のポストへ向かい始めていて、ソシオネクスト辺りが堅調になっているわけです。

こういう市場になると、「次に期待されるもの」を探す流れになります。ただ、その対象はまだ足元の決算自体は弱いケースも多く、「今期以降への期待」という買われ方になるんですよね。もちろん、それ自体は重要なテーマなんでしょうが、本来は企業の足元や世界経済の状況も、もう少し冷静に見ないといけないと思っています。

それと、やはり金利問題ですよね。自分としては、ある程度は既に織り込まれている話だと思っているんですが、市場はかなり敏感に反応しています。ホルムズ問題が長引けばドル高基調は続きやすく、結果的に金利を上げざるを得ないという流れが、6月に向けてより意識され始めています。

ただ一方で、債券市場の需給も変わってきました。大型起債が続き、各国とも資金需要が増えている。その中で、結局は資金を吸収し続ける米国という構図は、なかなか止めようがないと思うんですよね。関税還付の動きも始まっていますが、別の見方をすれば、それは新たな増税のようにも映るわけで、経済全体はかなり読みにくい状況です。だから今の市場は、各所がそれぞれ自己都合で売買していて、全体として経済観がまとまりにくくなっている印象があります。

そう考えると、省人化関連の設備投資は続いても、本格的な生産設備投資となると、やはり半導体くらいしか見当たらない。そして金利も簡単には下がりにくいとなれば、結局は「運用するなら株」という流れになるんでしょうね。だから下がった場面では皆かなり弱気になるんですが、結局は先物辺りから簡単に戻してくる。昨日なんて、最後は急落したように見えても、全体では持ち株以外はかなり強かったですからね。

なんで自分の持ち株だけ下がるんだか……。