良すぎるタイミング(6/12朝の講義)
11日の東京株式市場で日経平均は一時は1,800円超安まで売られたものの反発し、終値は前日比+38円の6万4,217円27銭で取引を終了した。米国株式市場は反発。ダウ平均は929.97ドル高の50848.75ドル、ナスダックは640.16ポイント高の25809.66で取引を終了した。
昨晩は少し考え事があって、ほとんど寝ていないのですが、それでも今日の環境なら悪くないんじゃないかと思ったりしています。いや、昨日の朝の下落は本当に紙一重のところでしたから、投げる人がいても当然ですし、買いに向かうには難しい環境でした。
朝からホルムズ海峡封鎖の話が出て、米軍による攻撃の話もあり、さらにオラクルショックまで重なったら、普通はもう一段下げてから戻るような流れを想像しますよね。ところが、その難しいはずのテック株に意外なほど買いが入ってきた。しかも多くの関係者が今日のSQは買い優勢になるという見方をしていましたから、その後は日銀の金利動向にAI売買がどう反応するのか、そこが気になっていたんですよね。
昨日のチャートを見ると下ヒゲの長い銘柄が非常に多く、市場そのものは買い意欲を残していたように見えます。SQの需給に加え、NY株の大幅反発、さらに今朝はイランとの和平交渉が進展したという報道もありました。そうした材料を並べていくと、普通に考えれば上方向を意識する流れですから、「何をそんなに逃げる必要があるのか」という気持ちにもなりますよね。
源太カレンダー「ポイントの日」というのは不思議なもので、相場がしつこく煮詰まっている時ほど、こうして様々なニュースが重なり、市場の雰囲気が一気に変わることがあります。
もっとも、まだ複雑な要素は多く残っていますし、物色の広がりも十分とは言えません。朝の時点で素直についていくのは難しいですし、売りも一巡しつつあるだけに、週末特有の動きも加わってくるでしょう。結局は方向感が出てこないと判断しにくいんですよね。
信じたら終いだと思いながら相場を見ているのですが、その一方で信じ切れないことも多い。今の市場を見ていると、ふと「下がり続けていた銘柄が素直に見直される日なんて、本当に来るんですかね?」と思ってしまいますよね。
9025鴻池運輸、4680ラウンドワン、7011三菱重工

