偏り過ぎ(6/23お昼の講義)

物色の偏りもそうですが、今週は証券各社のレポートが少し強気に傾き過ぎていて、昨日あたりは市場があまり正常に機能していなかったようにも見えますよね。米国ではこれからテック大手の決算発表が本格化するわけで、本来なら株価と決算内容を見極めながらの商いになるはずです。それなのに、日経平均が7万円近辺にあるこのタイミングで各社の強気な見方が並ぶのは少し違和感がありますし、昨日はイラン問題でも想定とは異なる形の揉め事が起きたわけですから、もう少し慎重な姿勢があっても良いと思うんですよね。

もちろん、この先市場が落ち着いて正常な形に戻るなら、そうしたレポート通りの展開になる可能性もあります。ただ、環境と市場の動きが一致しないときには、こうした押しが入ることも十分考えられると思うんです。その意味では前場の動きも想定の範囲内だったように感じますし、火曜日は前場と後場で流れが変わることも多いですから、反転する可能性も十分あると思っています。そのためにも、ここは「良い押し目」という形になってほしいところなんですよね。

ただ、その割には強さを感じる銘柄が少なく、TOPIXあたりを見ても今ひとつ頼りなさが残っています。売り一巡後に後場で切り返す展開なら良いのですが、もし運用方針の変更などが背景に出始めているのだとしたら、少し注意して見ておく必要があるかもしれません。

個人的には、もう少し大衆的な銘柄にも元気が出てきてほしいと思うんですが、この市場はなかなか期待した通りには動いてくれませんからね。そこが相場の難しいところでもあります。

昨日しっかり押していれば、こうした心配もあまりしなくて済んだと思うんですがね。

581AGO、1963日揮、4554富士製薬