7月14日:今日の市場の見方
今日は後場から病院へ行く予定ですが、この暑さでは移動するだけでも疲れてしまいますね。朝から日傘が必要なほどの日差しで、普段は寒く感じる電車の冷房がちょうど心地よく感じます。本当に冷房というのはありがたいものです。関西では昔から冷房車が当たり前でしたが、自分が35年前に東京へ来た頃の関東では、まだ冷房の入っていない電車も珍しくありませんでした。東西線では、前の駅で積み残しが出るほどの満員電車なのに、次の駅でもさらに人が乗り込んでくるような、すし詰め状態の車内で、冷房も効かないまま会社へ通っていたものです。
意外と、当時どうやって通っていたのか思い出せないのですが、「暑かった」と言っても、今ほどの気温ではなかったのでしょうね。関西より東京の方が涼しいという感覚もありました。しかし今では、東北だから涼しいという時代ではなくなりました。どこでも40度近い気温になることがあります。昨日は生まれ故郷の山口県岩国市でも37度を超えていましたし、熊まで出てくるようになっています。兄たちも、暮らしにくくなったと感じているでしょうね。
そんなふうに環境が大きく変わったように、市場もこれまでの経験則だけでは通用しにくくなっています。まともに調整すれば日経平均が1万円程度動くことも十分考えられますし、自分が「あの上昇は行き過ぎだ」と何度も話していた太陽誘電も、仕手化というより外資の強引な売買だったのでしょうが、わずか1週間で半値近くまで下落しました。
一方で、TSMCの月次は非常に良い内容でしたし、半導体価格は調整局面にあっても、数量契約を複数年で結んでいる企業が増えていることから、収益構造は過去とはかなり違ってきています。
市場もそうした点をすべて無視して売っているようには見えません。しかし、その一方で、熊のように突然現れるトランプ氏の政策発言や、再びイランとの衝突が話題になっています。言葉が強く、市場心理にも影響を与えやすいんですよね。また最終的には方向転換するのかもしれませんが、これまでならあまり気にされなかった紛争が、今回はやけに神経質に受け止められています。確かに緊張感が以前とは違うという面もありますが、そのたびにトランプファミリーだけが大きく利益を得ているようにも見えてしまいます。
今の市場は非常に恣意的です。本来なら強さが出やすい今週前半のリズムも、新月というタイミングを利用するかのように、AIが投げを誘う売買をしている印象があります。投げるのは悔しいですし、かといってこれだけ不透明感があると積極的に買い向かうのも気が重くなります。
それでも、自分としては、収益が伸び始めている機械株のような分野を中心に見ていきたいと思っています。市場の流れに振り回されるよりも、実際に業績が伴ってきている企業を丁寧に見ていく方が、この局面では大事な気がしています。
