9月16日:今日の市場の見方
高金利に向かう時のセオリーは金融株ですが、昨日は伸び悩みから調整しました。つまり、金利上昇を織り込んできたということですが、昨日の前場は、その織り込みまで織り込んでいたから、次の矢が放てずに失速したんですよね。そこへメディアが日本の金利についてはやし立てたため、再び金利上昇を材料にしているんです。
しかし、それは何度も話しているように、0.75%分は上げていくという、植田総裁の意見に基づく当初からの計画です。次の利上げは12月が本線ですが、内容によっては1月というのが日銀の方針ですよね。金融正常化は植田総裁の悲願ですから。
そうしたことは3月頃にすでに話していますし、イラン問題によって遅れてしまったというのが事実。米国発のアクシデントがありながら、米国から圧力を受けたくないというのが真実でしょう。
すでに話されていたことを、メディアは「金利上昇を急ぐ」というように書いています。それまでは方針としてさらりと書いていたのに、ここへ来て市場を慌てさせ、日銀が腹を立てるような米国からの圧力を強調します。そういうのは、やめるべきですよね。
結局、日銀が金利を上げなかったら円安になるのは分かっていますし、そうなったらトランプ氏は怒り始め、日本に制裁を発動するでしょうね。一方で、FRBが金利を上げたら、FRBに対して無茶苦茶なことを言うでしょうし、各国の貿易に対しても、また口を出すでしょう。
何が正しいのか分からなくなった米国では、もうまともな政治は無理でしょう。それなのに、「中間選挙でトランプ氏が負けたら政治がおかしくなる」とメディアは書きますよね。
何を目的としているのか分かりませんが、ねじれたら独創的な発言も効果がなくなり、自由にできなくなるから、むしろ良いような気がするんですがね。
