銘柄記録4月19日:今週の市場の見方
4/19備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
6814 古野電気
船舶向け電子機器の大手で、超音波や電波によるセンシング技術に強みを持つ企業。AIS(自動識別装置)や魚群探知機など航海機器が主力であり、舶用で培った技術をベースにヘルスケアや気象など新分野への展開も進めている。4月7日には無人潜水艇向け機器の開発が報じられており、防衛関連分野との接点も意識される状況。国の予算動向次第では、防衛装備品分野が事業の一部を支える可能性もあるという見方になる。
9603 エイチ・アイ・エス
海外旅行を中心とした国内大手で、足元は収益性の改善が見られるという印象。同業と比較しても収益率が高まっているとされ、国内需要も取り込みつつある。中東情勢による燃料費上昇が意識され、株価は低位での推移となっているが、予約状況を見る限り海外旅行需要が大きく落ちているわけではなく、韓国や台湾など近距離へのシフトが見られる。国内では沖縄や北海道などの需要が強く、GWに向けて旅行需要は一定の動きが確認される。
4980 デクセリアルズ
旧ソニーケミカルで、再上場後は異方性導電膜や光学弾性樹脂などのニッチ領域で展開。足元は設備投資負担が重く、決算はやや足踏みの印象もあるが、売上自体は堅調に推移している。データセンター向け部材であるフォトダイオード関連技術に注目が集まりやすく、電力効率や変換精度といった面で優位性があるとされる。受注に対して供給が追いついていない側面もあり、現状は設備投資を優先する局面という整理も出来る。
3132 マクニカホールディングス
半導体サプライチェーンを支える専門商社で、国内シェアは約2割。エヌビディアやブロードコムなど世界主要メーカーと取引を持ち、技術提案力にも強みがある。社員の約3割がエンジニアである点も特徴。EVバス事業の不振が評価の重しとなり、業績の伸び悩みやアナリスト評価の低さにつながっているが、不採算部門の整理が進むかどうかが今後の見方のポイントになる。収益構造が整理される局面では評価の変化が意識される可能性がある。
