5月20日:今日の市場の見方
半袖姿が増えてきましたし、5月半ばなのに日傘を差している人もかなり見かけますよね。昨日なんて、雨でも降るのかというぐらい日傘が多くて、男性まで普通に差している。昨年は「邪魔だなぁ」と思っていたんですが、今年は「買おうかなぁ」なんて考えてしまいます。それくらい体が暑さに順応していなくて、日差しが痛いんですよね。ただ、こういう時に限って買ったら気温が下がったり、すぐ梅雨入りしそうな気もするんですが。
市場も少し似たような感じなんですよね。下がる時は、上がっていた一部の銘柄と、自分の持ち株がきれいに下がる構図になっていて、「もう入れ替えようか」と嫌になる瞬間があります。ただ、そこで動くと今度は新しい苦労が始まりそうで、しかも決算も一巡してきたから、「月替わり辺りから落ち着くんじゃないのか」とも思えてくる。こういう読み切れない時期というのは本当に難しいですよね。
各所で「半導体相場の終焉」なんて言葉も聞きますが、大事なのは結局どこが実際に儲かっているのかという部分なんです。4月の収益状況を見ても、強かったのはエネルギーと銀行ぐらいで、それ以外はかなり低迷しています。ホルムズ海峡問題の影響も、じわじわ実体経済には出始めていますし、無理して原油を確保している状況ですが、供給が正常化すれば高値掴みになる可能性もあるから、皆どこか最低限しか買いたくない感覚なんですよね。その“出し惜しみ”も含めて原材料高になっている印象です。
そうなると、結局は「今は半導体しかない」という物色になってしまう。その半導体が高くなれば、今度は周辺株へ資金が向かう。ただ、フィジカルAIやパワー系も、技術期待はあっても、まだ収益面まで十分つながっていない企業も多いわけで、それでも買われるというのは、少し“マネーゲーム化”している部分がありますよね。
だから自分は、そういう流れになれば金融株の方を見るんですが、一般的な運用だと、やはり下がった半導体を拾う流れになるんでしょうね。
結局は、今晩のエヌビディア決算を市場がどう受け止めるか次第なんでしょう。ただ、もし過剰に売られるようなら、キオクシアの時のような反応パターンもありますし、「もう一段押したら考える」という見方も完全には消えないんですよね。今日は、そこを市場がどう判断するかという意味でも、かなり重要な一日だと思っています。
