7月7日:今日の市場の見方
ここは上がれば一度売って様子を見るという考え方もあると思うんですが、その対象は主力株ではなく、出遅れ株や雑株で、引っかかっていた銘柄が戻ってきたらという条件付きです。ただ、そういう銘柄ほどなかなか上がらないから困るのであって、本当によく出来た市場なんですよね。だから、個別で強く推移している銘柄は、むしろ売らない方が良いと思っています。過熱感があるなら半分だけ利食いして様子を見る、その程度が限度でしょう。
ところが、他の銘柄が動かないものだから、結局は強い銘柄を利食いして落ち着こうとするんですよね。今は価格的にも踊り場ですから、サンリオやラウンドワンなども、本当は逃げたいという葛藤の中で持っている人が多いと思います。ただ、口座全体を守るための資金管理という目的があるなら、売るという判断も間違いではありません。目的がある売却ですからね。ただ、自分には他にも選択肢はあるような気がするんですよ。
こうした地合いというか、市場のじらしは、一つには日経平均が上がり始めると「半導体」と決めつける流れが続いてきたからです。その傾向は今でも強いのですが、今回の市場は少し違って、「好業績」と「株価の位置」を見ながら買われている印象があります。だから、好業績であることが分かりやすいのに売られていた株式は、修正を経て上昇に転じるケースも出てきています。
このように市場は少しずつ変わっていくのですが、一方でリバランス対応やETFの配当金捻出の売りといった需給面の悪さや懸念もあります。さらに、ナスダック100の銘柄入れ替えも進んでいますし、情報通信株の比率が高いこともあって、ナスダックはやや弱い動きです。一方でNYダウは本当に強い。ただ、NYダウで買われた銘柄が日本でも買われるわけではなく、「ナスダックが安いから日本も安い」という見方しか、多くの投資家はしていないように感じます。
自分としては、再来週あたりに一度戻りを試した後で、もう一波乱あるような、お盆天井を意識する流れになる気がしています。上げたいけれど上がりにくいから、バカンス前の売りが一巡した後に本格化する。その前に一度相場を冷やしておきたいという動きも考えられます。だとしたら、SQはできるだけ高いところで決めたい、そんな相場なのかもしれませんね。
