よく頑張ったと思う(7/8お昼の講義)
8日前引けの日経平均株価は3日続落。前日比498.32円安の6万7758.64円で前場の取引を終了した。
市場はもっと危ない展開を想定していたんですが、意外によく踏ん張ったというか、サイクルはまだ生きていたという感じでした。バリュー株は騰落レシオが高くなっていて買いにくいところに、ETFの配当金捻出売りが出てくるという観測もありましたから、そうなると下がった半導体を狙うというのがサイクル的な考え方になります。ただ、キオクシアをはじめ値下がり幅が大きかった銘柄は戻り売りも出やすく、なかなか伸び切れない面もあって、スタートは非常に難しかったと思うんですよね。
そうした状況をうまく潜り抜けて、半導体株に短期資金が入り始めたあたりから、市場はウクライナによるロシア油田施設への攻撃や、半導体市況への懸念なども意識し始めました。そうした材料が重しになっているのは、ある意味では仕方がない部分もありますよね。一方で、本当に弱いのは普通に下がっていた株式で、そこにはなかなか資金が向かってこないんですよ。
だから、物色対象が絞られたと見るのか、それともETFの配当金捻出売りを警戒して皆が慎重になっているのか、とにかく市場にはもう一歩踏み込む力が出ていません。ここからは需給面で余計な邪魔をしてほしくないですし、どういう売り方をしてくるのかは引き続き注意して見ておきたいところです。下がらなかった意味は大きいと思いますが、市場全体のマインドは少し落ち込んでいるようにも感じますね。
6954ファナック、6103オークマ、278Aテラドローン
