色々理由はある(7/17朝の講義)
16日の日経平均はー1916円の6万6835円となり3営業日ぶり反落した。米国株式市場は反落。ダウ平均は105.67ドル安の52552.97ドル、ナスダックは387.28ポイント安の25881.95で取引を終了した。
2026年7月17日 朝の講義
もっともらしい理由が、この下げた局面になってから説明されても、結局はリズムが止まったのだから仕方がないという感じですよね。今、多くの人が頭に浮かべているのはブラックマンデーのような調整ですが、結局のところ、買われ過ぎていたということなんだと思います。沖縄でもお話ししたように、無理のある相場では収益の計算方法そのものに無理がありました。それでも、そこから急騰したテック株は、今度は「次の段階」を確認するというシンプルな流れになっています。期待値が高過ぎた分、サムスン以降は好決算でもAIが素直に反応しなくなっていますからね。
それにしても、韓国市場ではETFを通じて買いを集めるやり方が少し目に余るようにも感じます。実質的に2社へ資金が集中する構造ですから、その2社が調整すれば指数全体も大きく影響を受けることになります。日本でもキオクシアへ資金を集中させた人は多かったですが、その当時はリスクよりも、それまで資産を大きく増やした人が羨ましいという空気の方が強かったんですよね。だから、人の忠告などなかなか耳に入らない。天井の2日前に注意を促しても、「2日早かっただけだ」というような論調でしたから。
しかし、このレバレッジを使った投資というのは、運用の世界では珍しいことではありません。米国でも、自国が傷つかないよう規制を加えながら運用しています。特に不動産などは、薄利を前提にファンドを組むケースも多く、その多くが借入金を活用した運用です。そう考えると、エヌビディアの「次の成長ストーリー」が見えてくるまでは、少し休もうという見方が増えても不思議ではないでしょう。
三連休前で不安を抱えた週末です。朝から売りが先行した銘柄は持ちにくいでしょう。ただ、ソニーやトヨタなどが意外に踏みとどまっているところを見ると、市場全体から資金が逃げているという印象ではないんですよね。
9672東京都競馬、6758ソニー、8511日本証券金融
