銘柄記録8月9日:今週の市場の見方

9843 ニトリ

9843ニトリは、一時期は内需株の雄であった同社の位置づけから、この市場が強いと仮定できるならば、再び内需の柱になる可能性があると思います。売上回復の兆しはありますし、6、7月の気温およびNクールへの依存度の高さを考えると、より回復の兆しが強まる可能性があると思っています。国内ニトリの既存店増収率、SSSは6月の13.2%減、客数11.5%減から、7月は3.7%増、客数5.2%増へ回復しました。その背景には、販促の強化があると考えています。


1878 大東建託

1878大東建託は、一括借り上げ方式で大きくなった企業です。先日、ひょんなことから同社の社員さんを知って、改めて見つめ直したいという雰囲気です。アパート建設は、対象エリア縮小や金利上昇の影響もあり受注は減少する一方、単価引き上げ効果もあり、マージンは改善基調です。中東情勢悪化による資材価格の値上げには注意が必要ですが、その部分が第1四半期決算発表に現れたのでしょう。ただ、賃上げには耐えられる状況に日本経済はありますし、不動産開発もM&Aなどの投資加速により、利益成長が加速すると考えています。


2914 日本たばこ産業

2914日本たばこ産業は、値段上昇が大きな増益を生み、愛煙家としては少し微妙な株式です。幅広い価格帯のブランドを有する中で、ダウントレンドが生じる中でも需要を取り込める構造を持っていると思います。数量減をうまく操作しながら、利益成長を実現できている上手さが同社にはあると思います。需要動向に大きな変化は見られず、値上げが素直に反映する動きなどは、利益の上振れ余地が今後も大きいと考えられます。バイオなどの拡大路線も浸透していますからね。


6525 KOKUSAI ELECTRIC

6525KOKUSAI ELECTRICは好決算でした。半導体製造装置の中で、成膜装置に特化した企業です。背景は、27.3期通期の会社計画が想定以上に上方修正されたことです。27.3期通期のNAND向け売上構成比が上昇する計画であることは、良い話だったですよね。28.3期の調整後営業利益率は30%以上となる可能性があるという話でした。稼働率は80%を上回る予定であるとのコメントもあって、同社はまだ上値余地が来年に向かって残っていると思います。