8月23日:今週の市場の見方

今週の見方

週末は、よく下げ止まったという印象。韓国企業の日本での工場進出が支える材料と言われていたが、過去の急ぎすぎた市況産業が、十年後に大きな損金を出したことも記憶にある。将来的には大きな原動力となる半導体の、第一弾の上値目処が不明なのである。

6月が天井で、ここから第二段階へ進むという強気の話はあるが、当時から解決した話は非常に少なく、SOX指数は日経平均同様にどうしても回復できていない。上げるための確認は、まだ道半ばだと考えている。

市場の現状と課題

一方、データセンターなどの需要から金利が上昇している。半導体経済が招いた影響から設備投資が増加しているし、少なくとも消費も良好。そうなると企業からの資金需要が高く、その中で最も大きいのがデータセンターで、その集金はプライベートファンドなども多いが、銀行貸し付けも間接的には多い。

こうした圧力が米国の金利上昇を促し、日本の金融当局へ圧力を掛けている。米国は日本の円安で為替介入による米国債売りを嫌っており、それを守るための話が、日銀の金利上昇ペースを速めようとしているし、データセンターもコストが高くなってくるから、本当に採算が難しくなると考えられる。

今後の展望

そうしたものが一気には解決しなくても、進展が見えたら話は変わるが、現状ではエヌビディアの新製品の売れ行きがどうなっているかが問題で、その商品が発展したら半導体を使う個数が減少するということではなかったのか、など、矛盾する話が非常に多くなってきている。夏休みでそれを説明する人に欠けてはいるのだが、まずはその数字を見たいというのが確かだろう。

下馬評では、エヌビディアの新商品移行時は利益率の低下を毎回言われるらしい。今回は特に新商品の生産を鈍化させた経緯もあるから苦しいと思う。だから、その割には少々強すぎた週末だと思う。

これが銀行株や電鉄などのTOPIXとなれば、底堅さが増して良い。確かにEPSを買うという風な流れならば、こうした内需型・好業績・出遅れ買いは成立する。テック産業の高値買いは6月に行われ、その数字を出した7月後半の決算発表で出尽くしになった。

最後に

それが下げ過ぎたから反発であって、中間決算発表までは逆張りは仕方がない。しかし、評価されていない好業績ならば、市場は続いていると思える。NT倍率の逆回転入りという形になれば循環で良いと思う。

しかし、自分はまずは備えることから動くつもり。