銘柄記録9月2日:今日の市場の見方

9/2備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

7203 トヨタ自動車

トヨタは、27/3期予想の営業利益3.4兆円に対し、各証券会社は為替前提155円から若干の上乗せを行っている程度であるが、話題の先行性は抜群で、EVにも本格的に参入しています。保守的な幹部陣の同社が一新する時は、収益の伸びが少ないから決算後に不安があるのであるが、体制の組み直しから来る先を見越した政策を軸に、中長期事業などは新しい路線展開と見ています。収益性が出るまで2年かかるが、押し目買いで当分いけそうです。


4478 freee

freeeは、個人事業主や中小企業に強い会計ソフトの企業。27/6期決算の印象は、AIによる生産性向上で採用の抑制が可能と見られ、収益性改善が見込まれるイメージがあります。上限50億円の自社株買い発表など、資本効率を意識した経営ができている点などが評価されました。ただ、筆者はAIによる人材縮小傾向に向かう従業員問題が、後日市場で吹き出すと思っているし、現在の水準は高すぎると考えています。慎重な対応が必要な位置です。


2980 SREホールディングス

SREホールディングスは、ヘルスケアや不動産などを行い、そのデータからAIアルゴリズム開発を行うことが主業の企業。27/3期計画の開示から、子会社メディックス(以下、MDX)を含む一体表示となったため、少し証券各社で見方が分かれています。

L&Pに含まれていた不動産仲介コンサルティング事業(リアル)を、PTのクラウドソリューション事業(テック)と統合したことで、27/3期計画ベースで売上高約95億円がL&PからPTへ移管されました。評価が不動産とテックに分かれるため、同社を評価するのは難しいのだろうと思います。ただ、下期偏重の企業の契約獲得力の向上もうかがえます。平均単価も、大型契約の増加による高付加価値化やBPaaSシフトによって上昇基調です。見落とし型企業として一考です。


5027 AnyMind Group

AnyMind Groupは、マーケティングやEC、広告収益化の支援ツールを展開する企業。東南アジアなどの売上が50%を超えています。D2C/ECを中心とした法人ブランド支援拡大と、業務効率化進展による営業利益率改善、日本を含むソーシャルコマース市場の拡大を想定しています。

ダウンサイドリスクとしては、新技術台頭によるSNSマーケティングの相対的価値低下が挙げられます。中東情勢の影響については、現時点で同社は案件パイプラインへの大きな影響を確認しておらず、顧客基盤は年間1,500社超に分散され、単一顧客依存度も低いことから、特定業種の広告予算削減による影響は限定的と考えることができます。若い企業だけに、大きな押し目が欲しいところです。