今週の見方(3月3日)

日経平均は4万円に乗り、週末の夜間取引では一段上に向った。多くがSQ後の調整やNYSQの後の調整をいうが、一向に動きは収まる気配はない。ただ、今回は日本株を絞ってきた向きが先々週の外資系動向で見えていたし、収益を上げる企業は「海外売上げ」である。その企業が日経平均寄与度の高い銘柄に多く、日本株買いというテーマの中では、そうした物へと特化したら、日経平均は簡単に1000円や2000円は上がる。

つまり、先々週の投資主体別動向は、外人は若干の売り越しで多くの人が「利食い売り」と話していた。中には売り向う人も大勢いた。ただ、大商いが続く流れから売り買いしている外資と判断。自分はこの外資は機械的に儲かっている企業に投資し、鈍い物を利食いしていたのだと思う。島津製作所やヤマハ発動機などの下落はそうした中にあるし、AGCなどもそうである。確かに売られる要因はあるが過剰反応だと思われる。

しかし、そうした鈍い収益の企業を換金して、海外売上比率の高い、日経平均採用銘柄を買うという感覚は普通の運用者にはあると思うから、大阪講演でも話したようにこの様な上昇は十分理解できる。ただ、こうした収益の先取りは寄与路の高い銘柄のPERを考えた時には、今後は確認に入ってくるし、確認までの間は丁度買い一巡と需給的には三月末を迎えるから難しくなるし、外資系の組み替えも考えておきたい。

傾向としてキャピタルゲインが過ぎるとバリューとはいわないが、配当率の高い物や増配期待の物を買う傾向がある。日経平均先物6月限の価格差以上にパーセンテージ%的に配当を行なう企業を買いながら、日経平均を売るような作業も行なう。日経平均が4万円超えているのにそれに相応しくない株価をしている企業が自分から見たら多く、今週は仕方が無いと言っても、もう一段上に来たらSQでなくてもコールは儲かるし、先物も利食いになる。

買い戻しなどが想定できるから、SQ前までは強いだろうが、横に広がって修正がないと、これ以上に買えないレシオに入ってくると思う。数日ぐらい我慢する「待つ投資」をすべきだと思う。