今日の見方【6月19日】
昨日の上げは「売りもって買い」と非常に難しい形で、下で買ったのを売りながら、委託された売りも噛ましながらの流れでして、強く見えても売っているのはよく分かりました。だから、売り持ちしながら推移していたという気がしますし、7月限のミニ先物で30円あまり下の価格という事は、SQまでに上がらないと見た人が多いという事になりますよね。
ですから売り先行なのですが、後場から何もしなかったら下がらなくなり、個別物色から大引け買い戻したような流れでした。自分はそこで「今日上がれば売りから入ろう」ということを話しておいて、先物を打診して買いましたよね。ここが自分の変なところで そう思っても自分を信じない部分があり、明日上がるためには今日は買いという風に考えてしまうんですよ。
株式は思ったようにならないし、決めつけたら負けてしまいます。なんだかんだ言っても企業は安い位置にある物が多く、高い物は下がりそうにないから、下げが止まって強い物が多い、差し引きプラスということです。ですが今日辺りは少し過熱と月の20日を迎え始めるから、高い物は買わないで安く売られる大型株に転機が来ますし、グロース株も相当安いですからね。
こうした見方から6月決算物の配当する企業で安いところの動きを良く見ます。それと同時にグロース系でありながら、少し抵抗感が出て来た物を考えます。そういう流れを追いながら見ていくのですが、配当物が買えないというならば、市場は配当またぎも出来無いくらい弱いし、兆しのある個別株は無い物よりも前進し始めているからチャンスなんですよね。
今回のIRセミナー月間組の動きも楽しみですね。