選挙で売られていると言うならば(10/23朝の講義)

「NY株の調整に対して、日本株の下落」という表現なのかどうか知らないですが、昨日も外から見てて非常に厄介な売りが寄り後出て来ます、それで止まるときともう一段昨日のように売られるときがあるから、困った物だという感じがあります。フランスの政局不安から売られた時も同様でした。政局不安というのはなかなか頭に入りにくいのが現地の人で、社会は急に何が変わるという事は無いんですよね。しかし、外国から見たらその国は「乱れている」という流れから買い難く、選挙結果の先読みを皆がしていくという事になります。

多分この状況は「相当な不利が自民党にあるよ」いうことですし、公明党も新党首になって絞ってきているから、両方で60議席が鍵になっていると思いますね。特に都下の選挙区は非常に難解で、結局、比例区から入るとしても、「判らない」ボーダーラインの人が相当多いですね。聞いた事のある議員はまだ良いとしても、なにをやってるか判らないような若手議員や、記入漏れ議員などは票数は激減するし、そういう地区に向っては知らない政党や野党の有力議員が集まるので、混戦になっています。

老害的な人も東京では不利になっていて、前回落選した野党の実力者が非常に強くなっています。ですから野党も伸びないという形になると、訳の分からない政党が出てくるんでしょう。今の市場はそういう不安があるようですが、実際に選挙終わったら第一党という見方から考えて行くようになるので、危険と感じて売られるならば、買いになるんですよね。

「選挙で売られている」と言うならばですが。

3402東レ、8058三菱商事、8894レボリューション